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すみれ通信 CATE01

すみれ通信2019年4月号

4月になりました。今年のゴールデンウィークは4月27日(土)~5月6日(月)までの10連休!

旅行に行ったり自宅でゆっくり休んだり、今から何をしようかワクワクしますね!

さて、春になり桜を筆頭に、さまざまな花が咲く素敵な季節となりました。突然ですが、皆さんは「国花」と聞いて何を思い浮かべますか?「国花」とはその国を象徴する花。国民から広く愛されていて、紙幣などにデザインされることもあります。それでは日本の「国花」は?

皇室の象徴やパスポートの紋章は菊ですね。日本を代表する花という点では、華麗に咲き誇る姿が人々を引きつける桜がふさわしいような気もします。

答えは…菊も桜も「国花」です!日本には法律で正式に決められた「国花」はなく、昔から人々の近くにあり、愛されてきた菊と桜の二つが「国花」とされているそうです。

 

 

長引く口内炎には要注意!口腔がんについて

 

日本人の死因第1位のがん。実はお口のなかにもできます。最近ではあるタレントさんが口腔がんを公表し話題になりました。胃がんや大腸がんほどよく耳にするがんではありませんが、どんながんなのでしょうか?

 

◆口腔がんとは?

日本では年間に男性で5,000人、女性で2,000人の方たちが「口腔がん」にかかるといわれています。口腔がんは、がん全体の約2%と言われていますが、命に関わる病気であることに違いはありません。10年生存率は、男性41.4%、女性53.6%で、早く発見して治療すれば助かる可能性が高い病気です。

口腔がんは、舌の両脇の舌縁という部分に最も発生しやすく、次に歯肉(歯ぐき)、口底(舌の下)、頬粘膜(ほっぺたの内側)の順に続きます。

 

◆口腔がんの特徴や症状

初期の口腔がんでは、痛みや出血はなく、ただ粘膜が白くなっていたり、しこりが触れたりするだけの場合が多いようです。口腔がんは、他の臓器にできるがんとは違い、直接肉眼で確認しやすく、手指で触診できるのが大きな特徴です。しかし、口内炎ができて口腔がんが心配だから歯科医院で診てもらおうという人は少ないです。このため、がんがある程度進行してから受診するケースが多いのです。

 

口腔がんの危険因子は?

発症原因は、繰り返しての噛み締め、歯牙などによる粘膜への慢性的な刺激、喫煙習慣などで、多くの人が生活のなかで特に意識せずに行なっていることが原因です。早期に発見し治療すれば治る可能性が高い病気ですが、歯周病や口内炎といった口腔内疾患と思いこんでしまい、見過ごして進行させてしまうケースが多いのです。

 

◆セルフチェックをしよう!

二週間を超えても治らない口内炎や、長期間気になっているしこり、粘膜が赤くなったり白く変色したりしているが痛くもなんともない、入れ歯が浮いて合わなくなってきた、首のリンパ節の腫れが3週間以上続いている、などの症状があれば、早めに歯科医院で調べてもらいましょう。その際は、口腔がんが心配で来院したことを歯科医師にしっかり伝えましょう。また、最近は口腔がん検診を実施する自治体も増えてきました。一度受診してみてはいかがでしょうか。